ガンダム作品初心者が見始める順番を教えてください
生まれて26年間、ガンダムはなぜか見ずに今まで来てしまいましたが、話によるとスターウォーズをも超えるすばらしい作品だとか。
本編の順にそって見たいのですが、合間に映画が入ったり、外伝(まったくのアナざーストーリー)が入ったりしているとききました。
できれば、本編のみに沿った具体的なチャートを教えていただきたいです。
例えば、
例 機動戦士ガンダム アニメ1~7話
↓
例 機動戦士ガンダム 劇場版1作目
↓
例 機動戦士ガンダム アニメ8話
↓
例 機動戦士○○ガンダム OVA第7話
↓
例 機動戦士Zガンダム アニメ1~話
のように、劇場版を見るタイミングや、OVA等の外伝を見るタイミングや見る必要の有無を細かく教えていただけると嬉しいです。
お願いします。
楽しみつつ観る順番としては
『機動戦士ガンダム』(劇場版3部作)
↓
『機動戦士Zガンダム』(TVアニメ版)
↓
『機動戦士ガンダムZZ』(TVアニメ)
↓
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(劇場アニメ)
↓
『以上の作品の間を時系列的に埋めているOVAを観る』
↓
『以降は以下のリストを上から順になぞる』
以下、本家筋の個人視聴可能な作品リスト
【宇宙世紀系ガンダムシリーズ】
機動戦士ガンダム
・機動戦士ガンダムⅠ
・機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士
・機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙
・◙機動戦士ガンダムMSIGLOO 一年戦争秘録
◙機動戦士ガンダムMSIGLOO 黙示録0079
◙機動戦士ガンダムMSIGLOO2 重力戦線
◙機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
◙機動戦士ガンダ 第08MS小隊
・機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート
◙機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ラスト・リゾート
◙機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
・機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光
機動戦士Zンダム
・機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者
・機動戦士ZガンダムⅡ 恋人たち
・機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛
機動戦士ガンダムZZ
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
◙機動戦士ガンダムUC(未完の為、とばしても良い)
・機動戦士ガンダムF91
機動戦士Vガンダム
【20世紀アナザー】タイトルごとに全く違う作品
新機動戦記ガンダムW
◙新機動戦記ガンダムWEndless Waltz
・新機動戦記ガンダムWEndless Waltz/特別篇
機動新世紀ガンダムX
【世界名作劇場的ガンダム】アニメとして傑作
∀ガンダム
・∀ガンダムⅠ 地球光
・∀ガンダムⅡ 月光蝶
【21世紀のファーストガンダム】を目指していたはず・・・
機動戦士ガンダムSEED
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
◙機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
【00シリーズ】最も現実的な世界観を持つ
機動戦士ガンダム00(ファーストシーズン)
機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)
【GUNDAM EVOLVEシリーズ】実験的CG作品群
GUNDAM EVOLVE +
GUNDAM EVOLVE../Ω
GUNDAM EVOLVE../Α
宇宙世紀シリーズに関しては時系列的に行ったり来たりすることで
『源氏物語的すそ野の広さ』を感じていただけると思います。
公式外伝漫画、小説などもありますので
書店で見かけましたら一度是非手に取っていただきたく思います。
大抵、角川文庫、角川スニーカー文庫ですw
ガンダム専門誌、『月刊ガンダムA』も毎月26日発売です。
【一年戦争序盤(『機動戦士ガンダム』で放送していない部分)を詳しく解説した動画】
http://www.youtube.com/watch?v=VhIHIx9O7nw
SWは全然超えますねぇ。
私もSWは好きですがなんだかんだで子ども向けな陳腐感が否めないので、全然ガンダムの方が凄いです。
機動戦士ガンダム劇場版三部作(できればTV版が最高ですが)
↓
機動戦士Ζガンダム
↓
機動戦士ガンダムΖΖ
↓
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
本編というより、アムロ・レイの生き様はこれで補完できます。
外伝も含めるならば
機動戦士ガンダム MS IGLOO
機動戦士ガンダム MS IGLOO 2 重力戦線
機動戦士ガンダム劇場版三部作(できればTV版が最高ですが)
機動戦士ガンダム 第08MS小隊
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
↓
機動戦士ガンダム STARDUST MEMORY
↓
機動戦士Ζガンダム
↓
機動戦士ガンダムΖΖ
↓
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
↓
機動戦士ガンダムUC
↓
機動戦士ガンダムF91
↓
機動戦士Vガンダム
こんな感じでしょうかね。
機動戦士ガンダムと同じ時代、宇宙世紀0079年を時系列順に保管したいならば
MS IGLOO(以下IGLOO)第1話『大蛇はルウムに消えた』〔1月〕
↓
MS IGLOO2重力戦線(以下重力戦線)第1話『あの死神を撃て!』〔3月〕
↓
IGLOO第2話『遠吠えは落日に染まった』〔5月〕
↓
重力戦線第2話『陸の王者、前へ!』〔7月〕
↓
機動戦士ガンダム(以下ガンダム)第1話『ガンダム大地に立つ』~第12話『ジオンの脅威』〔9月~10月6日〕
機動戦士ガンダム第08MS小隊(以下08)第一話『二人だけの戦争』〔10月6日〕
ガンダム第13話『再会、母よ』〔10月7日〕
08第2話『密林のガンダム』~第6話『熱砂戦線』〔10月8日~11月4日(~9日)〕
ガンダム~第24話『迫撃!トリプル・ドム』〔~11月6日〕
↓
オデッサ開始〔11月7日~9日〕
重力戦線第3話『オデッサ、鉄の嵐!』〔前半?〕
ガンダム第25話『オデッサの激戦』〔9日〕
08第7話『再開』〔9日〕
IGLOO第3話『軌道上に幻影は疾る』〔10月24~11月10日〕
↓
ガンダム第26話『復活のシャア』~第28話『大西洋、血に染めて』〔11月18日~11月24日〕
08~第8話『軍務と理想』〔11月20日〕
ガンダム第29話『ジャブローに散る!』~第31話『ザンジバル、追撃!』〔11月27日~12月2日〕
08~第11話『震える山(後編)』〔11月末〕
↓
ガンダム第32話『強行突破作戦』~第41話『光る宇宙』〔12月3日~12月30日〕
機動戦士ガンダム0080第1話『戦場まで何マイル?』~第6話『ポケットの中の戦争』〔12月9日~12月25日〕
IGLOO第4話『ジャブロー上空に海原を見た』~第5話『光芒の峠を越えろ』〔12月2日?~12月30日〕
08特別編『ラスト・リゾート』冒頭〔12月24日~〕
↓
ガンダム第42話『宇宙要塞ア・バオア・クー』~第43話『脱出』〔12月31日〕
IGLOO第6話『雷鳴に魂は還る』〔12月31日〕
機動戦士ガンダム0083第1話『ガンダム強奪』冒頭〔12月31日~〕
大体こんな感じで良いと思います。
あえてひねった回答をしてみますが、ガンダムからZガンダムに至る期間の非ガンダム作品を見てみるというのも、お薦めします。
『機動戦士ガンダム(1979年)』と『機動戦士Zガンダム(1985年)』の間には、「リアルロボット物ブーム」というのがあって、『Zガンダム』は単なるガンダムの続編でなく、リアルロボット物ブームで急激に進化したロボットアニメの集大成でもあったのです。
……身も蓋もない話を言えば、リアルロボット物ブームが終わりかけたので、確実に売れるガンダムの続編を引っ張り出してきたのがZガンダムだったのですが。
機動戦士ガンダム(TVシリーズ1979年) 劇場版三部作
↓
伝説巨神イデオン(TVシリーズ1980年) 劇場版二部作
↓
超時空要塞マクロス(TVシリーズ1982年)劇場版「愛覚えていますか」
↓
装甲騎兵ボトムズ(TVシリーズ1983年) TVシリーズ(簡単に入手得きる総集編は無し)
↓
機動戦士Zガンダム(TVシリーズ1985年)劇場版三部作
↓さらにその進化形として
機動警察パトレイバー(OVAシリーズ1988年)劇場版一作目(二作目は初心者にはお勧めしません)
機動戦士ガンダム 劇場版
機動戦士ガンダム アニメ
機動戦士ガンダムZ アニメ
機動戦士ガンダムZ 劇場版
機動戦士ガンダムZZ アニメ
機動戦士ガンダム逆襲のシャア
の順番で自分は見ました。
劇場版はアニメの短縮したものです。
・・・30年見てますがさすがに「SWを超える」ってことはないです。それは言いすぎ。
で、もしもほんとに初心者さんなら、最初は「とりあえず何でもいい」と思いますよ。ほんとに全巻制覇する気があるんなら最初から見るのもいいんですが、正直「途中で嫌になる」と思いますので、いやになってもやめられるように、「好きなものから見ればいい」と。
それから、TVシリーズと劇場版をご覧になるのなら「まずTVシリーズを全部通してみてその劇場版を見るほうがいい」でしょう。劇場版ではエピソードの変更や前後の入れ替え、省略がありますので混乱されるかもしれません。
「劇場版もアニメだ」っツーの・・・。
まずファースト(最初の「機動戦士ガンダム」のこと)に連なる宇宙世紀(UNIVERSAL CENTURY U.C.)作品を。
個人的お勧めとしては
機動戦士ガンダム(TV)1979年(U.C.0079 9月-12月)
機動戦士Ζガンダム(TV)1985年(U.C.0087 3月-0088 2月)
機動戦士ガンダムΖΖ(TV)1986年(U.C.0088 3月-0089 1月)
と見て
機動戦士ガンダムI~III(劇場3部作)1981年-82年(U.C.0079 9月-12月)
機動戦士Ζガンダム A New Translation (劇場3部作)2005年-06年(U.C.0087 3月-0088 2月)
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(劇場)1988年(U.C.0093 3月)
と見る。
(ただ現在レンタル店にあるガンダム劇場版のDVDは00年発売の「特別編」で、BGMの変更が不評です。劇場公開時の音声版DVDは07年発売のDVDBOXと09年8月発売の30周年記念版でレンタル版はないはずです)
(Ζ劇場版は、ΖΖには直接繋がらない結末に変わってます)
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(OVA)1989年(U.C.0079 12月)
機動戦士ガンダム 第08MS小隊(OVA)1996年-99年(U.C.0079 10月-12月頃)
機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート(劇場)1998年(U.C.0079 10月-11月頃)
機動戦士ガンダム MSイグルー 1年戦争秘録(OVA)2004年(U.C.0079 1月-11月)
機動戦士ガンダム MSイグルー 黙示録0079(OVA)2006年(U.C.0079 12月)(「1年戦争秘録」の続き)
機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線(OVA)2008年-09年(U.C.0079 4月-11月)
これらの作品はファーストを見ていれば大丈夫ですが、制作年代による絵の描き込み度を考えると、「逆襲のシャア」より後のほうがいいと思います。
「ミラーズ・リポート」はOVA版の1、6-8話の再編集+新エピソードなので第9話「最前線」の前に見たほうがいいかと。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST NEMORY(OVA)1991年-92年(U.C.0083 10月-0084 3月)
機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光(劇場)1992年(U.C.0083 10月-12月)
「ファーストガンダム」と「機動戦士Ζガンダム」の間の話ですが、製作時期や後付設定を考えますと「Ζ」を先に見た方がいいかと。
「ジオンの残光」はOVA版第13話「駆け抜ける嵐」より前に見てもいいかも(「ジオンの残光」は「駆け抜ける嵐」発売前の公開でした)。
ただどちらを先に見たかでラストシーンの印象が変わるかも。
機動戦士ガンダムF91(劇場)1991年(U.C.0123 3月)
機動戦士Vガンダム(TV)1993年(U.C.0153 4月-6月)
この2つは「逆襲のシャア」からそれぞれ30年・60年と時系列が離れてますので、独立した物と思ってもいいかもしれません。
(Vガンダムの時代から見ると、「最初のガンダムから逆襲のシャアまでの時代」が今の時代の我々から見た第2次世界大戦、F91がベトナム戦争の様なものかと)
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)(OVA)2010年-(U.C.0096 4月-)
まだ1巻だけですが、「逆襲のシャア」より後で。
以下のは以下のそれぞれが独立した世界の話です。
未来世紀(FUTURE CENTURY F.C.)作品
機動武闘伝Gガンダム(TV)1994年(F.C.60)
アフターコロニー(AFTER COLONY A.C.)作品
新機動戦記ガンダムW(TV)1995年(A.C.195)
新機動戦記ガンダムW ENDLESS WALTZ(OVA)1997年(A.C.196)
新機動戦記ガンダムW ENDLESS WALTZ 特別篇(劇場)1998年(A.C.196)
アフターウォー(AFTER WAR A.W.)作品
機動新世紀ガンダムX(TV)1996年(A.W.0015)
コズミックイラ(COSMIC ERA C.E.)作品
機動戦士ガンダムSEED(TV)(全3巻の総集編あり)2002年-03年(C.E.71)
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(TV)(全4巻の総集編あり)2004年-05年(C.E.73)
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER(OVA)2006年(C.E.73)
「STARGAZER」は「DESTINY」と同時期の別の場所での物語ですので「DESTINY」の後に見た方がよいかと。
西暦(Anno Domini A.D.)作品
機動戦士ガンダム00(1stシーズン)(TV)(全1巻の総集編あり)2007-08年(A.D.2307-08)
機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)(TV)(全2巻の総集編あり)2008-09年(A.D.2312)
そして、
∀ガンダム(TV)1999年(正暦2345年)
∀ガンダムI 地球光・II 月光蝶(劇場2部作)2002年(正暦2345年)
これは「すべてのガンダムが遠い過去の時代の話」という世界の物語です。
ただ、「過去のガンダムのそれぞれの世界」の順番の整合性は求めなくても大丈夫です。
とりあえず映画だけ製作年の順番に観て下さい。
テレビシリーズはスポンサーの意向による無理・無駄・壮絶なリストラがあって、少し演出意図が判りにくい所もあります。
また、OVAは模型を売るために何でも有り的な内容になり、過去シリーズを安易にぶち壊しますので多少混乱するかも知れません。
いずれにせよ、スターウォーズ一作目の日本公開の影響を受けて作られた作品であり、古さに呆れる部分もあるでしょうし。
出来の良い後発作品も多いこともあり、オリジナルのインパクトは薄れてるかと思います。
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